近年、転職先として人気なのが、大手企業と比べて一人ひとりの裁量権が大きく、若手から活躍できる「ベンチャー・スタートアップ企業」です。一方、全国には多くの企業があるなか、一人で自身にあった求人を探そうとすると時間がかかるので「転職エージェント・サイト」を使うと効率的に転職活動を進められます。
しかし、エージェントやサイトも複数あるので「どの転職エージェント・サイトが良いのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ベンチャーのおすすめ転職エージェント・サイト10選をご紹介します。
- 自身のニーズを満たす転職先をスムーズに見つけたい
- どの転職エージェントが自身に合っているのか分からず不安
- 後悔のない転職をするために多数の求人を比較したい
という方はこの記事を参考にすると、自身に合った転職エージェント・サイトが見つかるほか、転職を成功させるポイントも分かります。
目次
ベンチャー企業のおすすめ転職エージェント7選
転職エージェントとは、転職したい人と採用したい企業の間に立って、マッチングさせるサービスであり、転職希望者は無料で使えます。
とくに、「初めての転職で何からやれば良いかわからない」「どのような企業がマッチしているのかわからない」人におすすめです。そこで以下では、ベンチャー企業のおすすめの転職エージェント7選を紹介するので、自身に合った転職エージェントを見つけましょう。
リクルートエージェント|転職支援実績No.1の大手エージェント
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する転職支援実績No.1の大手エージェントです。
公開求人は約39万件、非公開求人は約28万件(2023年5月現在)であり、国内最大級の求人数を誇ります。全国16拠点を構えているので、どこに住んでいても使える点がメリットです。
以上のように、リクルートエージェントであれば、住む地域を問わず誰もが利用できます。
マイナビエージェント|マイナビが運営するエージェント
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する大手エージェントです。
公開求人は約5万件、非公開求人は約2万件(2023年5月現在)であり、サービスに登録することで非公開求人をチェックできます。北海道から福岡まで全国各地に拠点があり、さまざまな地域の求人を扱っている点が特徴です。
したがって、公開求人に加えて非公開求人もチェックしたい方には、マイナビエージェントの利用が適しています。
doda(デューダ)|幅広い求人をチェックできるエージェント
dodaは、パーソルキャリア株式会社が運営するエージェントです。
公開求人数は約20万件(2023年5月現在)であり、多様な求人をまとめてチェックできます。拠点数は26と多く、住む地域に関わらずサポートを受けられる点が特徴です。
そのため、多くの情報から自身に合った求人を見つけたい方はdodaを利用しましょう。
Geekly(ギークリー)|IT領域に特化した転職エージェント
Geeklyは、株式会社Geeklyが運営するIT・Web・ゲーム業界に強みを持つエージェントです。
公開求人と非公開求人を合わせた求人数は2万件以上(2023年5月現在)であり、IT業界に属する多くの企業をまとめて確認できます。Geeklyでのみ紹介している独占求人もあり、IT転職を検討するときに使いたい転職エージェントです。
以上のように、GeeklyはIT領域に強みを持ち、独占求人もあるので、ITに関心のある方には適しています。また、ベンチャー・スタートアップ企業の求人も豊富です。
レバテックキャリア|エンジニアやデザイナー向けのエージェント
レバテックキャリアは、レバレジーズ株式会社が運営するエンジニアやクリエイター向けのエージェントです。
IT・Web業界に強みを持ち、開発言語やクラウドの絞り込み検索に対応しています。拠点は東京・名古屋・大阪・福岡の4拠点であり、首都圏を中心としてさまざまな求人を扱っている点が特徴です。
したがって、エンジニアやクリエイターなどのIT専門職の方には、レバテックキャリアが適しています。
キープレイヤーズ|ベンチャー転職に特化したエージェント
キープレイヤーズは、株式会社キープレイヤーズが運営するベンチャー・スタートアップ企業に特化したエージェントです。
IT業界を中心に、ベンチャー企業の求人を揃えています。「中長期的な目線でキャリアを描くこと」を重視しており、入社後の活躍を見据えたサポートを受けられる点が特徴です。
そのため、ベンチャーやスタートアップへの転職を検討している方は、キープレイヤーズを使いましょう。
Goodfind Career|スタートアップ求人が多いエージェント
Goodfind Careerは、スローガン株式会社が運営するベンチャー求人を扱うエージェントです。
従業員数が10名以下のスタートアップから上場しているメガベンチャーまで、さまざまな種類の求人を扱っています。独占案件も多く、相談することで自身に合った企業を見つけられる点が特徴です。
以上のように、Goodfind Careerはスタートアップ企業の多様な求人を扱っているので、ベンチャー転職を検討している方には適しています。
ベンチャー企業のおすすめ転職エージェント7選の比較表
ここでは、ベンチャー企業のおすすめ転職エージェント7選の比較表を紹介します。(下記の表は右にスクロールできます。)
転職エージェント名 | リクルートエージェント | マイナビエージェント | doda | Geekly | レバテックキャリア | キープレイヤーズ | Goodfind Career |
---|---|---|---|---|---|---|---|
運営企業 |
株式会社リクルート |
株式会社マイナビ |
パーソルキャリア株式会社 |
株式会社Geekly |
レバレジーズ株式会社 |
株式会社キープレイヤーズ |
スローガン株式会社 |
公開求人数
(2023年5月現在) |
約39万件 |
約5万件 |
約20万件 |
約2万件 |
約2万件 |
非公開 |
非公開 |
非公開求人数
(2023年5月現在) |
約28万件 |
約2万件 |
非公開 |
約1万件 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
おすすめの利用年代 |
全年代 |
20~30代 |
全年代 |
全年代 |
20代~30代 |
20代~30代 |
20代~30代 |
対象エリア |
全国 |
全国 |
全国 |
首都圏 |
都市部 |
首都圏 |
首都圏 |
リンク |
上記のように、転職エージェントによって強みは異なります。そのため、各サービスの特性を見極めたうえで、自身に合ったものを使いましょう。
ベンチャー企業のおすすめ転職サイト3選
転職サイトとは、インターネット上に求人を掲載するサービスを指します。エージェントを使うケースと異なり、自身のペースで転職活動を進められる点が特徴です。
ここでは、おすすめの転職サイト3選を紹介するので、以下の情報を参考に、ベンチャー転職を成功させましょう。
リクナビNEXT|リクルートが運営する転職サイト
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する転職サイトです。
求人数は約10万件(2023年5月現在)であり、業種や職種を問わずさまざまな求人を確認できます。スマホアプリも提供されており、好きな場所・時間に見られる点もメリットです。
したがって、幅広い情報から自身に合った求人を見つけたい方には、リクナビNEXTの利用が適しています。
Green(グリーン)|IT・Web業界に特化した転職サイト
Greenは、株式会社アトラエが運営するIT業界に強い転職サイトです。
求人数は約3万件(2023年5月現在)であり、メルカリやDeNAなどのメガベンチャーの求人も載っています。「転職をカジュアルに。」がコンセプトになっており、「気になる」をクリックすれば企業へ簡単に連絡できる点が特徴です。
以上のように、GreenであればITベンチャーの求人を気軽に見られます。
Wantedly(ウォンテッドリー)|ベンチャーに人気の転職サイト
Wantedlyは、ウォンテッドリー株式会社が運営するSNS型転職サイトです。
数人規模の小さなスタートアップを含む、さまざまなベンチャー企業の求人を扱っています。「共感」や「やりがい」を重視しており、給与や福利厚生などの待遇が求人票に載っていない点が特徴です。
そのため、やりがい重視で転職先を選びたい方には、Wantedlyの活用が適しています。
ベンチャー企業のおすすめ転職サイト3選の比較表
以下では、ベンチャー企業のおすすめ転職サイト3選の比較表を紹介します。(下記の表は右にスクロールできます。)
転職サイト名 | リクナビNEXT | Green | Wantedly |
---|---|---|---|
運営企業 |
株式会社リクルート |
株式会社アトラエ |
ウォンテッドリー株式会社 |
求人数
(2023年5月現在) |
約10万件 |
約3万件 |
約11万件 |
おすすめの利用年代 |
全年代 |
20~30代 |
20~30代 |
対象エリア |
全国 |
首都圏 |
首都圏 |
リンク |
それぞれ、得意とする業界や企業規模が異なります。そのため、「転職先の条件」を明らかにしたうえで利用サービスを決めるのがおすすめです。
【必見】積極採用中のITスタートアップ求人
転職活動では、コーポレートサイトから直接応募することもおすすめの手法です。そこで、ここでは積極採用中のITスタートアップ求人「株式会社Stock」を紹介します。
株式会社StockはIT業界に属する企業であり、情報共有ツール「Stock」を運営しています。導入企業数は15万社を超えており(2023年5月現在)、急成長中のスタートアップです。
現在は、事業の拡大に向けて全職種で採用を強化しています。経験者はもちろん、未経験者も歓迎しているので、興味を持った方は気軽にエントリーするのがおすすめです。
ベンチャー企業に転職するメリット
ベンチャー企業に転職すると、以下の3つのメリットを得られます。
- スムーズに成長できる
- 専門スキルを身に付けられる
- 事業づくりに携われる
ベンチャー企業では年齢に関係なく責任の大きな仕事を任されるので、仕事をこなすことでスムーズに成長できます。また、リーダーの経験も積めるため、早期のキャリアアップを狙える点もポイントです。
ベンチャー企業の多くは職種別採用なので、自身の希望に合った専門スキルを身に付けられます。会社都合のジョブローテーションがなく、希望のキャリアがある方に適した職場です。
新規事業を展開しているベンチャー企業に転職すると、事業づくりに携われます。そのため、将来的に事業企画のキャリアを歩みたい方にはベンチャー企業への転職がおすすめです。
上記のように、ベンチャー企業への転職にはさまざまなメリットがあります。したがって、「キャリアアップしたい」「将来に活かせる専門スキルを身に付けたい」方はベンチャー企業への転職を検討しましょう。
ベンチャー企業への転職を成功させる3つのポイント
ここでは、ベンチャー企業への転職を成功させる3つのポイントを紹介します。後悔のない転職にしたい方は必見です。
成長している業界を選ぶ
転職先は、成長している業界の企業を選びましょう。
衰退が予測される業界で働くと、年月が経つにつれて転職先の候補が少なくなり、希望のキャリアを歩めない可能性が高まります。一方、成長している業界であれば、長期的にひとつの業界でキャリアを形成できるので、将来の不安が少ない点がメリットです。
そのため、転職先を検討するときは必ず成長している業界を選びましょう。たとえば、IT業界は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の注目に伴って市場規模が拡大しており、転職先としておすすめです。
企業の業績を確認する
転職先の候補を挙げたら、業績を確認しましょう。
業績が悪化している企業は倒産の可能性があり、将来の不安材料になりかねません。そこで、事前に業績をチェックしておけば、長期的に働ける企業を選べるので、後悔のない転職につながるのです。
転職エージェントを利用している方は、問い合わせれば正しい情報を得られます。一方、転職サイトでは情報を確認しづらい面があるため、採用担当者に質問して、必要なデータを得ることが重要です。
社風が合うかをチェックする
転職先を確定させるまえに、必ず社風をチェックしましょう。
待遇に惹かれて入社しても、社風が合わなければ長期的な勤務は難しいです。したがって、自身が企業のカルチャーになじめるかを事前にチェックすることが求められます。
エージェントを使っていれば、働き方や社風を気軽に質問でき、ミスマッチを事前に防げます。以上のように、転職を成功させるために社風のマッチ度は重要なので、必ず確認したうえで転職先を決めましょう。
ベンチャー企業の転職エージェント・サイトまとめ
ここでは、ベンチャー企業の転職エージェント・サイト10選を紹介しました。
転職エージェント・サイトの種類は多いですが「国内最大級の求人数」「IT業界に特化」など、その特徴は多種多様です。それゆえに、各エージェント・サイトの特徴を押さえたうえで、自身に合ったサービスを利用することが求められます。
また、長期的に働ける環境を見つけるために、社風が自身に合っているかを必ず確認しましょう。エージェントに質問したり、採用担当者と面談したりすれば、ミスマッチのない転職につながります。
したがって、転職に関心のある方は気軽に転職エージェントやサイトへ登録したり、企業担当者に直接問い合わせたりして、自身に合った企業を見つけましょう。
該当する募集はありません