コンサルティング業務のやりがいとは?仕事内容や向いている人を解説!

2023年05月15日

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企業から相談を受けて助言・指導する業務を「コンサルティング業務」と言います。業務に求められるレベルも高い分、論理的思考力や分析力をはじめとした、さまざまなスキルや経験を身につけられる注目の職種です。
 
なかには、コンサルティング業務に挑戦したいものの「自分に向いている業務か分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、コンサルティング業務のやりがい・仕事内容を中心にご紹介します。
 
  • コミュニケーション能力を活かして新たな業務に挑戦したい
  • コンサルティング業務で得られるやりがいを把握したうえで、転職に挑戦したい
  • 主な仕事内容を知ることで、コンサルティング業務の明確なイメージを持ちたい
 
という方はこの記事を参考にすると、コンサルティング業務のやりがいが分かり、新たなキャリアを築くヒントも得られます。


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コンサルティング業務とは

「コンサルティング業務」とは、企業から相談を受けて助言・指導する業務を指します。
 
コンサルティング業務では、専門知識と情報収集能力を駆使して課題解決に必要な情報を提供し、顧客の事業をサポートします。
 
また、コンサルティング業務のひとつとして「コンサルティングセールス」があり、顧客の課題に沿って解決策を提案する営業手法です。コンサルティング時には顧客が抱える表面上の悩みだけではなく、潜在ニーズを明らかにして解決する高い分析力が求められます。


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コンサルティング業務のやりがいとは

ここでは、コンサルティング業務のやりがいについて解説します。やりがいを感じる仕事であれば、高いモチベーションを持って働くことができます。

大きな達成感を得られる

コンサルティング業務のやりがいとして、大きな達成感を得られる点が挙げられます。
 
コンサルティング業務では、顧客とコミュニケーションを重ねながら、あらゆるアプローチを検討したうえで課題解決に取り組みます。また、顧客の事業に関する解決策を提案するため、自身の取り組んだ貢献度合いがわかりやすい点が特徴です。
 
また、プロジェクトは数カ月〜数年と長期間にわたるので、顧客と一丸となって難易度の高い課題を解決したときに、大きな達成感を得られるのです。このように、企業が抱える課題へとダイレクトに貢献できるので、達成感を得ながら業務を進められます。

多様な企業に関わることができる

多様な企業に関わることができる点も、コンサルティング業務のやりがいのひとつです。
 
コンサルティング業務では、担当する顧客によって、さまざまな業界の企業に関われます。また、英語力が堪能であると、海外に展開している企業を担当する可能性もあるので、グローバルにさまざまな企業の課題解決に携われるのです。
 
したがって、多様な企業に関わり、刺激を受けながら働くことができる点が、コンサルティング業務の魅力です。

ビジネススキルが身に付く

コンサルティング業務に取り組むと、高いビジネススキルが身に付きます。
 
具体的には、課題から原因を特定し解決策を提案するなかで、論理的思考力が身に付きます。ほかにも、コンサルティング業務では「データを分析する」「資料を作成する」などの基本的なスキルも求められます。
 
ほかにも、顧客対応力や忍耐力も身に付けつけられるので、成長のスピード感が他業務よりも早いこともポイントです。


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コンサルタントの主な仕事内容とは

コンサルタント(企業課題を解決するために助言・指導する専門家のこと)には、主に3つの仕事があります。
 
 
  • 分析・調査
  • 企業に関する情報を分析・調査して、企業の現状や課題を可視化します。
     
  • コンサルティング業務
  • 顧客と対話しながら、具体的な施策を提案・実行して、課題解決に取り組みます。
     
  • プロジェクト管理
  • プロジェクトがスムーズに進められるように「プロジェクトの進行」「予算」「メンバー」などを管理します。
 
 
このように、課題解決を目指しつつ、取り組みが円滑に進むようにプロジェクト全体をマネジメントする必要があります。
 
関連記事: 【必見】コンサルティングセールスに必要なスキルやメリットとは?


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コンサルティング業務に向いている人とは

ここでは、コンサルティング業務に向いている人について解説します。以下の内容に当てはまる方は、コンサルティング業務で活躍できる可能性が高いので、ぜひ挑戦してみましょう。

論理的思考力がある人

まず、論理的思考力(物事を体系的に整理して考える力)がある人です。
 
企業の課題を把握したり、正確な情報を収集・分析したりするうえで、論理的思考力は欠かせません。また、課題解決によく使われる「MECE (過不足なく)」「ロジックツリー」をはじめとしたフレームワーク(考え方)を駆使するシーンも多く、説得力のある解決策を提案することにも論理的思考力が役立ちます。
 
したがって、論理的に物事を捉えられる人は、限られた時間内で最適な解決策を考案しやすいので、コンサルティング業務に適していると言えます。

集中力がある人

集中力がある人は、コンサルティング業務に向いています。
 
コンサルティング業務では、解決策を提案・実践してもすぐに成功するとは限りません。そのため、成果が出なくても、集中力を持続させて試行錯誤を繰り返すことがポイントになります。
 
実際にプロジェクトの完了には数カ月〜数年かかるので、忍耐力はもちろん継続的に集中して業務を進められる人は、コンサルティング業務で活躍できる可能性が高いのです。

コミュニケーション能力がある人

コンサルティング業務では、コミュニケーション能力がある人が求められます。
 
顧客や社内のメンバーと共同でプロジェクトを進めるには、円滑なコミュニケーションが必須です。また、本質的なニーズを正確に把握するために相手の話をよく聞く力も、コンサルティング業務に必要なコミュニケーション能力のひとつです。
 
そのため、関係者とスムーズに意思疎通ができる人は、コンサルティング業務への転職がおすすめです。

向上心がある人

最後に、向上心がある人です。
 
現状に満足してしまっては、自身はもちろん顧客のさらなる成長は望めません。顧客を成功へと導くには、自身も高い目標を持って行動する必要があります。
 
したがって、高い意欲を持って努力を積み重ねられる人は、コンサルティング業務への転職が成功する可能性が高いです。


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コンサルティング業務に資格はいる?

結論として、コンサルティング業務に資格は不要です。ただし、以下の資格・学位を取得していると、活躍の幅を広げられます。
 
  • 中小企業診断士
  • 「中小企業支援法」第11条に基づいて、中小企業の経営課題を解決する国家資格です。
     
  • MBA(経営学修士)
  • 経営学の修士課程を修了すると与えられる学位です。
     
  • 公認会計士
  • 企業の会計や監査を専門領域として担当する国家資格です。
     
  • 税理士
  • 企業の税務代理や税務書類作成・相談を担当する国家資格です。
 
以上の資格を取得していると有利ではあるものの、必須ではありません。資格を取得していない方でも活躍できる可能性は高いので、ぜひコンサルティング業務に挑戦してみましょう。


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コンサルティング業務のやりがい・仕事内容まとめ

これまで、コンサルティング業務のやりがい・仕事内容を中心にご紹介しました。
 
コンサルティング業務では、ビジネススキルを身に付けながら多様な企業の課題解決に貢献して、大きな達成感を得られる仕事です。また、コンサルタントの主な仕事内容としては「分析・調査」「コンサルティング業務」「プロジェクト管理」などがあります。
 
コンサルティング業務に向いている人は「論理的思考力・集中力・コミュニケーション能力・向上心がある人」であり、資格の取得は必須ではありません。ただし、上記4つの特徴に当てはまっていない方でも「コンサルティング業務に取り組んで企業の課題解決に貢献したい気概」があれば、入社後からでも十分に活躍できる企業もあります。
 
したがって、新たなキャリアとしてコンサルティング業務への転職を検討している方は、まずは気軽に志望企業の採用担当者と面談して、その企業で実施する業務を具体的に確認してみましょう。

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代表取締役社長 澤村大輔
この記事の監修者
株式会社Stock
代表取締役社長 澤村大輔

1986年生まれ。早稲田大学法学部卒。
新卒で、野村総合研究所(NRI)に、経営コンサルタントとして入社。
その後、株式会社リンクライブ(現:株式会社Stock)を設立。代表取締役に就任。
2018年、「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」ことをミッションに、最もシンプルな情報ストックツール「Stock」を正式ローンチ。
2020年、ベンチャーキャピタル(VC)から、総額1億円の資金調達を実施。
2021年、東洋経済「すごいベンチャー100」に選出。

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