Webディレクターのやりがいとは？仕事内容や役立つ資格も解説！
2023年05月29日
近年、マーケティングの一環として、Webコンテンツを活用する企業が増加しています。そこで、Webサイトのプロジェクト管理を担ったり、Webサイトの制作を監督したりする「Webディレクター」のポジションが重要になります。
企業によって細かな役割分担は異なるものの、なかには、Webディレクターへの転職を検討している一方で「具体的にどのようなやりがいを得られるのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、Webディレクターのやりがい・役立つ資格を中心にご紹介します。
- 具体的な仕事内容を把握し、Webディレクターとして働くイメージを明確に持ちたい
- クライアントの要望に応える仕事に挑戦したい
- Webディレクターになるための資格があった方が良いのか懸念がある
という方はこの記事を参考にすると、Webディレクターのやりがいが分かり、転職のミスマッチを防ぐヒントも得られます。
目次
Webディレクターの仕事内容とは
「Webディレクター」とは、Webサイトの制作において、プロジェクトを管理するポジションを指します。
Webディレクターは「人員・予算などのリソース（資源）」「スケジュール」「コンテンツの品質」を管理し、Webサイトの制作を指揮・監督します。そのため、幅広いスキルを身に付けながら、施策の効果を実感できる点が魅力です。
品質の高いWebサイトを制作するには「適切な管理」や「クライアントとの連携」が欠かせないため、Webディレクターのポジションがなくなることはないと言えます。
また、Webディレクターに関連する仕事に、Web制作の計画を立案してプロジェクト全体を統括する「Webプロデューサー」やWebサイトのデザインを担う「Webデザイナー」があります。Webディレクターでは「Webプロデューサー」「Webデザイナー」の意見を反映させつつ、Webサイトに関わるプロジェクトを監督する点が特徴です。
Webディレクターのやりがいとは
ここでは、Webディレクターのやりがいについて解説します。Webディレクターでは、幅広いスキルを身に付けながら、クライアントの要望に応えられます。
クライアントの要望に応えられる
Webディレクターとして働くと、クライアントの要望に応えて成果を出すことにやりがいを感じられます。
Webディレクターは、クライアントとのヒアリングを通して「サイトを制作する目的」や「制作するサイトの方向性」を把握します。このように、やりとりを重ねて、クライアントの望む成果物のコンセプトを理解する必要があるのです。
そして、Webディレクターは、クライアントと良好な関係を築きつつ要望に応えるので、成果物が形として見えやすいことからもやりがいを感じやすいと言えます。
幅広いスキルを身に付けられる
Webディレクターでは、幅広いスキルを身に付けられます。具体的には、Webディレクターの業務を通して身に付くスキルとして、以下の内容が挙げられます。
- コミュニケーション能力
- プレゼンテーション能力
- スケジュール管理能力
- Webに関する知識
クライアントとのやりとりを通して、コミュニケーション能力が身に付きます。
クライアントに対して、説得力を持って施策を提案する能力です。
メンバー個々のタスクを管理して、プロジェクトを円滑に進める能力です。
「Webサイトの構築」や「コンテンツの作成」を通して、Webに関する知識を深められます。
このように、Webディレクターはさまざまな能力を向上させられるので、スキルアップをしている実感が得やすく、やりがいにも繋がりやすいのです。
チームで協力してプロジェクトを進められる
Webディレクターでは、チームで協力してプロジェクトを進められます。
Web制作では「クライアント」「デザイナー」「エンジニア」など、さまざまなメンバーとやりとりしながらプロジェクトに取り組みます。そこで、Webディレクターは、メンバー同士の意思疎通の橋渡し役として、プロジェクト全体が円滑に進むように調整します。
そのため、Webディレクターでは、チームをうまくマネジメントしながら、一丸となってプロジェクトを進めるやりがいを感じられます。
施策の効果を実感できる
Webディレクターでは、施策の効果を実感できます。
Webディレクターの仕事には「制作したWebサイトのアクセス解析」が含まれることもあります。たとえば、「PV数/ページビュー数（Webページの閲覧数）」や「CV数/コンバージョン数（最終的な成果を獲得した件数）などのデータから、サイトの良し悪しを客観的に判断できます。
このように、成果物への定量的な効果を実感できる点も、Webディレクターのやりがいのひとつです。
Webディレクターの仕事をしんどいと感じる理由とは
ここでは、Webディレクターの仕事をしんどいと感じる理由を解説します。Webディレクターとして働くと、しんどいと感じることもある一方、やりがいが大きいので人気の職種であることもわかります。
仕事量が多いから
Webディレクターの仕事をしんどいと感じる理由として、仕事量が多い点が挙げられます。
Webディレクターでは、複数の案件が並行して進行する場合が多いです。したがって、メンバー個々の進捗状況を把握しつつ、プロジェクトごとにスケジュールを管理しなければなりません。
そこで、積極的に周りとのコミュニケーションをとることが求められます。一方で、Webディレクターとして働くなかで、複数の作業に同時並行で取り組むマルチタスク能力が身に付けられるのです。
クライアントと制作現場の板挟みになりやすいから
クライアントと制作現場の板挟みになりやすい点も、Webディレクターの仕事をしんどいと感じる理由のひとつです。
Webディレクターは「クライアントの要望を制作現場に伝える」「制作現場の意図をクライアントに伝える」など、クライアントと制作現場の間を取り持つポジションです。そのため、関係者間で意見が対立した際には、両者の要望を踏まえて折衷案を提案する必要があります。
したがって、クライアントと制作現場の双方の意見を尊重しつつ、プロジェクトが円滑に進むように調整しなければなりません。とくに、Web制作に重要な3つの要素である「QCD（品質・コスト・納期）」を考慮して、課題解決に取り組むことがポイントです。
専門知識の習得が必要になるから
Webディレクターでは、専門知識の習得が必要になることに、しんどいと感じる人もいます。
Webディレクターは、プロジェクト全体を監督するため、コンテンツ制作やマーケティングなど、さまざまな専門知識が求められます。また、Web業界は技術やサービスの進化が速く、変化も激しい業界です。
そのため、日々の業務で忙しいなかでも、常に最新の情報を把握しておく点が重要です。しかし、好奇心旺盛な人にとってはむしろメリットとなるポイントであり、専門知識を習得して実務に活かすことで、よりスムーズにクライアントの課題解決に取り組めるようになります。
Webディレクターに資格はいる？
結論として、Webディレクターに転職するうえで、必須の資格はありません。
ただし、以下の資格を取得しておくと、Webディレクターとしての知識を実務に活かして活躍できます。
- ウェブ解析士
- ウェブデザイン技能検定
- Webリテラシー（Web検定）
- Webディレクション（Web検定）
アクセス解析をはじめとして、Webマーケティングに応用できるWeb解析を担当する民間資格です。
職業能力開発促進法第47条第1項に基づき、Webデザインを専門領域として担当する国家資格です。
「Webディレクター」「Webプロデューサー」「Webデザイナー」という3職種の最重要知識を運用する民間資格です。
Webサイトの企画・設計・企画など、WEbディレクターの業務における実践的な知識を担当する民間資格です。
以上の資格を取得していると、Webディレクターへの転職時に強みとしてアピールできます。また、資格を取得していない方でも、入社後から知識を身に付けて活躍できる可能性は高いので、ぜひWebディレクターにチャレンジしてみましょう。
Webディレクターのやりがい・役立つ資格まとめ
ここまで、Webディレクターのやりがい・役立つ資格を中心にご紹介しました。
Webディレクターでは、施策の効果を実感しつつ、チームで協力してプロジェクトを進められます。一方で、Webディレクターとして働くと、複数の案件が同時進行して仕事量が多くなる可能性があるので、柔軟に対応できるようなタスク管理が重要です。
また、Webディレクターに資格は不要であり、「WebディレクターとしてWebサイト制作に挑戦したい気概」があれば、異業種からの転職でも応募できる企業も多いです。とくに、株式会社Stockでは、Webディレクターとして「オウンドメディア編集長」や「事業企画」の職種で活躍しているメンバーも多いです。
したがって、新たなキャリアとしてWebディレクターへの転職を検討している方は、まずは気軽に志望企業の採用担当者と面談し、その企業にてどのような業務に取り組むかを確認しましょう。
Stockでは新メンバーを募集しています！
Stockには、心身の健康を常に最優先にしながら「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」という壮大なミッションに向かえる環境があります。人生の多くの時間を使って壮大な目標に向かってチャレンジするのに、最高の環境がStockにはあるのです。Stockでは現在絶賛採用中であり、すべてのポジションで新しいメンバーを大募集しています！
一緒に「世界中の『非IT企業』から、情報共有のストレスを取り除く」という、ミッションの実現を目指すことにご興味をお持ち頂けた方は、以下から募集職種を選択し、お気軽にStockにご応募ください！
該当する募集はありません
